コーラルは、日本語で珊瑚色。
化粧品や、洋服、アクセサリーによく使われてる色、コーラルについてお話します。
コーラル(珊瑚色)
珊瑚は、珊瑚虫と呼ばれる海の生き物で、造礁珊瑚(イシサンゴ)と宝石珊瑚があります。
珊瑚色とは、宝石珊瑚の粉末の色のことで、レッドとオレンジの中間色。
視覚から暖かい印象を与える、暖色系に分類されます。
宝石珊瑚のなかでも、最も高価な珊瑚がレッド、ピンクです。
- 珊瑚のレッドは、コーラルレッド
- 珊瑚のピンクは、コーラルピンク
特に珊瑚のピンクは、古くから宝石などの装飾品として愛用されていました。
可愛らしさ、女性らしさを演出できるので人気があります。
コーラル(珊瑚色)のイメージ

まずは、珊瑚の特徴から掘り下げていきます。
- 水温上昇や、紫外線の強弱により生存できなくなるくらい繊細。
- ポリプ(珊瑚個体)が分裂して群体をつくる。
- 中は柔らかく、外は硬い。
- 体内に生息する、褐虫藻という植物プランクトンと共生、共存している。
- 海の植物といわれ、海中の浄化をし、天然の防波堤ともいわれている。
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抽象的なイメージと、珊瑚の特徴はリンクする部分が多いです。
コーラル好きの特徴
「1人でも生きていけそうだよね!」って、言われた経験はありますか?
傷ついていても、愛情深く、常に明るく振る舞っているので、元気いっぱいの人だと思われているかも。
自分の弱さを隠さず、少しで良いからオープンにすると、あなたの傷に気づいてくれる人が現れると思います。
ポジティブ感情、ネガティブ感情を持つ他者の影響を受けやすく、自分の事のように考えてしまう優しい心の持ち主。
ネガティブ感情の持ち主には、物理的に距離を置くようにすると、気持ちが落ち着くかも。
共生•共存の色なので、自己愛、他者への愛のバランスが大事。
他者に依存しすぎないように、自分の心と向き合う時間を作ると良いと思います。
宗教•文化•思想
宝石サンゴには、長い歴史と関連文化があります。
古くはギリシア神話。英雄ペルセウスが怪物メドゥーサの首を掻き切った時に、溢れた血からペガサスが、地中海に滴り落ちた血の雫から珊瑚が生まれたとされています。
その後、ローマ時代からは護符としても愛用されていました。
「母なる海」に生息する珊瑚は、妊婦の厄除けとして珍重されてきた歴史があります。
珊瑚の中には、市場で天使の肌という意味の「エンジェルスキン」とロマンチックな名で呼ばれている。
日本の流通業界では「ボケ」と呼ばれています。
一般的に植物のボケの花の色に由来するといわれるが、なぜボケなのかは、いまだ不明です。
日本では、魔除け、子孫繁栄のお守り、安産などの思想が強いです。

まとめ
コーラルは、元になる珊瑚のイメージのままですね。
オンライン飲み会などでコーラルが画面に映るようにすると、優しさ、明るさ、母性を視覚からアピールできそうですね。
コーラル色の花を飾ると、食卓や部屋が明るくなり、愛情たっぷり穏やかな時間を過ごせるのでオススメです。
色を楽しんで、日常を楽しく、明るく、穏やかに過ごしましょう!
それではまたね。今日もありがとう。感謝を忘れずに。
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